【車検】も【税金】もコミコミ♩トヨタの新車が月々...なのに
えっ?まだクルマ買ってるの?
バッテリー液の補充方法とは?減る理由も詳しく解説!
バッテリー液とは?
自動車のバッテリーの内部は液体で満たされていますが、これは希硫酸にあたりますので、取り扱いには十分に注意しなければなりません。バッテリー液は印がある高さまで充填しておくのが原則ですが、しばしば自動車の使用中に容量が減ってしまうことがあります。これにはいくつかの理由が考えられますが、実は何もしないでもエンジンルーム内は高温となるため、自然に蒸発してしまいます。ほかにバッテリーに充電された電流がバッテリー液に含まれている水分を電気分解して、水素ガスと酸素ガスを生成する反応のなかで、バッテリー液が減ってしまう場合があります。
バッテリー液に含まれる水分の部分が減ってしまったのであれば、もちろん水を補充すれば足りる話ですが、実は水道水を直接入れると性能が落ちしてしまうおそれがあります。水道水のなかにはナトリウムなどのさまざまな微量の物質が含まれているためです。そこで一般には蒸留水か、バッテリー用として市販されている精製水などを投入することになります。精製水はイオン交換などの方法によって不純物を取り除いた後の純粋な水ですので、バッテリーに補充して希硫酸をつくる上では好都合です。
バッテリー液の補充方法
実際にバッテリー液を補充する場合ですが、単に水を足すよりも、まずはホームセンターなどで市販されている補充液を購入したほうが作業は楽なはずです。エンジンルームは高温ですので、エンジンを止めて冷ました後、パーティションでいくつかに分かれた箱の上部にある丸いネジのようなフタを外して、補充液をそれぞれ投入します。箱の表面には上限と下限をあらわすラインがそれぞれ表示されているはずですので、そのラインを上下ともに超えないようにして注いだら、最後にフタのネジを締めて完成です。なお取り扱っている液体は希硫酸ですので、手袋をするなどしてくれぐれも人体に直接触れないように、特に目や粘膜などにはかかったりしないように注意する必要があります。